やさしいカレンダーその4

12月14日はPlone 研究会でした。その1、その2、その3と積み上げてきたものをプレビューしてもらいました。

僕が修正したものは、すべての日付において、西暦と月までよんでしまいます。これは、ユーザビリティとしてはあまり好ましくないことがわかりました。それと、カレンダーの先月、翌月を下に配置しましたが、これも、カレンダーの日付をすべて読み終わってからでないと、先月、翌月に送ることができないのでユーザビリティがよくありません。

では、カレンダーを読み上げブラウザで聞くときに、過不足の無い読み上げ項目はなんだろうか?ということをディスカッションしました。

読み上げ内容と順番(上から読み上げ順)

  • テーブルというカレンダーとわかる。
  • 何年何月のカレンダーがわかる。
  • カレンダーを1カ月戻す
  • カレンダーを1カ月送る
  • 日日が曜日と対応してわかる
    • さらに、カレンダーに登録されたイベントがあることがわかる。
    • (当日とわかる)

上記のものを実現するには、以下の改造を施せばよい。

  • テーブルタグにサマリーを入れる→Ploneで標準に対応
  • 何年何月の項目は、captionタグに変更、左右の先月、翌月リンクは外に出す。
  • 先月、翌月のリンクは、tfootタグで囲む。→対応ブラウザは、下に移動する。読み上げブラウザの場合、theadの次に読むようになる。また、タイトルに言葉で先月、翌月と入るようにする。
  • 曜日の項目をtdタグからthタグに変更する。また、thタグにabbr属性を追加して、そこに、曜日のフル名称(月曜日など)が入るようにする。

●構造は以下の様になります。

<TABLE summary=”カレンダー”>
  <CAPTION>
     年 月
  </CAPTION>
  <TFOOT>
    <TR>
      <TD>《先月</TD>
      <TD>翌月》</TD>
    </TR>
  </TFOOT>
  <THEAD>
    <TR>
      <TH abbr=”日曜日”>日</TH>
         (日曜~土曜日はいる)
    </TR>
  </THEAD>
  <TBODY>
    <TR>
      <TD>1</TH>
         (日付が入る、1~その月の最終日まで)
    </TR>
  </TBODY>
</TABLE>


←イメージ画像

サンプルサイト

 

 

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