Pythonの開発環境をいろいろと探していたら、BOAというものを見つけました。
そう、BOAって名前、これも蛇の名前なんですね。
さて、早速、Boaをダウンロードしてセットアップを始めます。
- Pythonのインストール(僕は、ActivePython2.3.5を使うことにしました。)
- JapaneseCodecsのインストール(Python2.4を利用の場合は、必要ないと思います。)
- wxPythonをインストール(最新のバージョンはBOAに対応していないため、2.4.2をインストール。Windowsでは、UNICODEタイプのものをインストールしましょう。)
- BOAをインストール(boa-constructorという名前です。僕は、0.3.1をインストールしました。)
これらすべてWindowsは、インストーラが提供されいますので、すべてダブルクリック、Nextでインストールが完了します。
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BOAで日本語を入力できるようにするために、PythonのSite-packages内にsitecustomize.pyと言う名前のファイルを作成し、中身を以下のように記述します。
import sys
sys.setdefaultencoding("utf-8")
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以下のコマンドを入力して起動します。c:\python23\python c:\python23\lib\site-packages\wxPython\tools\boa\Boa.py
- このコマンドを入力するのは面倒なので、Batファイルを作成しておくと便利です。
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cd c:\
echo off
c:\python23\python c:\python23\lib\site-packages\wxPython\tools\boa\Boa.py
なお、ここで1行目にcd c:\としたのは、パス内に日本語が混じっていると保存ができないようで、僕は、苦し紛れに、起動時にルートを参照するように設定しました。
うまくいけば、RAD開発環境が起動すると思います。